2006-01-01から1年間の記事一覧
5年前に出会っていたら★★★★★ 今だから★★ メモ ・エージェントの特性3つ 代行性 自発性 適応性 ・21世紀は、選択と集中の時代から協調と分散の時代になる。 ・長野郁次郎 知識創造の経営 知識変換スパイラル ・「ピアジェ」 シェーマの同化プロセス、シェー…
神戸芸術工科大学の講義内容をまとめたもの。 こういう講義は聴いていて楽しいだろう。 メモ ・ひまわりの花 オウム貝 カルマン渦 アルキメデス螺旋 黄金螺旋 放物螺旋 対物螺旋 サイクロイド カルジオイド アステロイド インボリュート ・知性はインテリジ…
認知科学、認知心理学者ノーマンが語る道具としてのソフトウェア。 メモ ・アーティファクト≒概念モデル≒メタ表現≒メタファ ・「シモン」 問題を解くとは、解が自然に浮かびあがるように問題の表現を作ることにほかならない。 ・サイコロ 表現がまずければ、…
脳科学者が語る脳にまつわるエッセイ。語り口はわかりやすくおもしろい。息子が中学3年になったら読んでほしい本のひとつ。 メモ ・ニューロンとは電気をだしてモノを分泌する細胞。それによって情報が伝わる。 ・細胞は細胞膜によって外と内の環境をつくる…
赤ちゃんから学ぶ、人間の本質。 メモ ・赤ちゃんの随意運動の順番は1追視 2首すわり 3腕を顔に持っていくハンドリガード、手をじっと見つめる 4手足と体幹をまげて足をなめる 5腹這いで上肢を反らす 6体を垂直にすると床をピョンと蹴る 7寝返り ・随意運動…
ブレーンストーミング プロトタイピング スピード 遊び について。 メモ ・人を引き付ける仕事は、意欲をかきたてる目標が必要。社会に役立つ技術、生命を救う医療機器。 ・良いチームリーダーは、私のことを気にかけているか?あなたを信用してもいいか?こ…
頭の中で考える(編集する)前にやる技。いまでいうとブックマークやタグ付けの整理法。 メモ ・メディア・メッセージ・アンド・メンEPS (Elite Popular Specialized) すべてのメディアはEPSという段階で発達する。 Eはエリート、Pは中産階級、Sは特殊な興…
本文もおもしろいが、第2部のエッセイが非常におもしろい。情動と理性の科学哲学的思考。 メモ ・共感覚 Synesthesis ・失語症は、人間にとって言葉が高次機能であることの証。言葉は思考に繋がっているのだから、失語症になったヒトはどうなるの? ・自分の…
子供の発達過程が気になったので読んで見ましたが、「子供の発達過程」を考えるということは、「生物の発達過程」を考えることに繋がることに気づいた書。 メモ ・「ピアジェ」 子どもが自己中心的、利己主義的な本能を避けようと努力する転換時期は7、8歳。…
私にとって重要な本。 メモ ・考え方の「種」を植える。仕事においても、家庭においても。 それが、信頼、尊敬につながっていくもの。 ・トップが本物なら子分も本物。厳しい環境に力が発揮されなければ、その人は去るべき。 植物の社会ではそうである。大木…
デザイン精神、美、情報デザイン、インタラクションデザインについて、周辺的なヒントを与えてくれる書。 メモ ・五感からの入力、行動という出力。人から出力されるものは物理的には信号にすぎないが、それを解釈する人にとっては、喜びや感動や悲しみであ…
宇宙理論専門家にとってはいろいろツッコミどころがあるのだろうが、読み物としてはおもしろい。原子のスープ説やダーウィン理論などで頭が固くなってる人にお勧めしたい。仮説はいくら理論的であっても仮説である。真実は何ぞや。 メモ ・彗星は凍結乾燥し…
政治に関心があるわけではないのだけれど。人間の特徴のひとつである思考や思想、イデオロギーを考えるとき、もっとも多数のものが集積され歴史化されたものが政治。そのなかで長年存在した左翼右翼という考え方にある人間の思考の嵯峨を知りたい。 メモ ・…
ネットワーク→スケールフリー→べき法則→自然の法則と捉えた書。生物、ウイルス、Web、ビジネスなどの事例があり読みやすい。 メモ ・「オイラー」 グラフ理論 ノード頂点とリンク辺を構成要素とするネットワークを考える基礎。 ・数学とは作りだすものなのか…
物理化学・社会科学者が、思考・知の暗黙領域を哲学的に模索する書。科学の倫理・科学では語られない・暗黙的知を解く。 メモ ・知っている と できる の差、対象を知っているKnowing What と方法を知っているknowing how の差にあるものが暗黙知である。 ・…
事例を基に産業界の成功と失敗の法則の一つを書いた本。 イノベーションは産業界でなくとも時の流れの中で常に在るものなので、取りだてて騒ぐことでもない。 読み物としては、論理的に(論文的)に書こうとしているところが鼻につく。もう少しさらっと大切…
数学者が語る日本人の品格、精神論。 メモ ・核拡散、環境破壊、家庭崩壊、教育崩壊、犯罪テロは、西欧的な論理、近代的合理精神の破談である。 ・共産主義、帝国主義、実力主義、競争社会も論理の産物。論理が通るものは広がるが、正しいかは別。 ・「トマ…
なんとなく読んだ本。日本人の苗字は各国と比べてはるかに多い。苗字に歴史あり。 メモ ・日本は昔は女系の国。邪馬台国 卑弥呼の時代。姓という字は女系、農耕社会の出であり、その時代に姓がついた。 ・「八色の姓」〜真人まひと 朝臣あそみ 宿禰すくね 忌寸…
「スーパー・ネイチャー」を書いた動物生態学者ワトソンがブルータス誌に連載した文章をまとめたもの。深くは突っ込んでいないので、読み物としてさらっと読めるが、内容は考えると深い。 メモ ・「ライオンとトラ」 ライオンは生まれつき怠け者。トラは新し…
サブリミナル効果について、事例がたくさん載ってる本。ヒトの視覚の未開の地って感じです。 サブリミナル よりはヒトの文化の形成ついて知りたくなった一冊。 メモ(メディア・レイプ) ・知覚の柔軟さは、仲間集団のなかで一辺化される。集団帰属意識、価…
環境問題の入門書。 最終章9章エピローグが一番面白い。著者の思想がわかる。 メモ ・汚染というのは、よくいうモラル低下の産物ではない。生物の生命活動のなりゆきとして不可避なもの。うまい解決がない場合にのみ、汚染の批判が成り立つ。 ・「トリバス…
SF自体が興味薄な私が読んだからなのでしょうか。もう少し物語に起承転結があってもよかったかと思います。異次元生物っていう視点はよかったです。
故マーシャル・マクルーハンの長男エリック・マクルーハンがマーシャルを引き継いで書上げた人工物の法則。 メモ ・反転 強化 衰退 回復 ・それは何を強化し、強調するのか それは何を廃れさせ、何に取って代わるのか それはかつて廃れてしまった何を回復す…
NTTアドバンステクノロジ取締役が書いたメディア(通信)について。もう少し。 メモ ・赤血球のライフスパンは120日、小腸粘膜が一番短く3日、最長は歯や骨で1年。 ・「ノマド」 遊牧民 食べ物を求めて流浪する民。定住しない = ユビキタス概念 ・人の価値観…
ジェンダーと科学―プラトン、ベーコンからマクリントックへ女性科学者が考える科学≒客観≒自律≒男性らしさ の理論。 本当か?と思ってしまうのは、自分が生きてきた文化や概念のせい? でも、誰にでもあって誰も気づかない真理の上に世界が成り立っている と…
ウェブ進化には直接関係ない感想だけれども。 人を惹きつけるって大事だと思った。 人を惹きつける人って、小さいころからリーダー的存在だったりする。 その特質は、生得的なものだと思う。そういう人が時流に嵌れば、新しいパラダイムを生み出す。 2つ目…
なんとなく読んだ本。 おもしろかった話は2つ。 ・キャサリンヘップバーンと私 学んだ教訓---人を惹きつける為の努力は惜しむな。自分らしいの「声」色を持とう。探そう。 ・サラの物語 学んだ教訓---自分ひとりで生きているんじゃない。誰もが犠牲を払って…
デザインの法則、というより人間の本質(クセ)の解説書。 メモ ■視覚・感覚系 ・「グーテンベルク・ダイアグラム」 情報に対する視線移動の法則 ・「共通運命」 同じ方向に動いている要素は、互いに関連していると感じる。 ・「近接効果」 近くにある要素同士は、…
ニューサイエンスな人たち、Fカプラ、Lワトソン、Mファーガソンのバックボーンになっているサイエンスライターが書くホロン(不変のルール、規律、枠組み、ヒエラルキー、原理原則)。 メモ ・ホロンとは、部分として全体の構成に関与すると同時に、それぞれ…
情報メディア理論の大御所が語る電子メディアの可能性。 マクルーハンの語り口は端的ではない。ちょっと難解。 メモ ・聴覚的空間は360度の球形。視覚的空間は180度平面。 ・時間的な間を、視覚的な間であらわす。聴覚的間を視覚的間であらわす。口語を文章…