2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

世界を肯定する哲学 (ちくま新書)

著者がお薦めするように、9章から12章まで読みました。メモ ・友人と気が合うか合わないかは、つまるところ「ユーモアの質が同じかどうか」で測っているのかも。 ・小さい頃の記憶が写真の断片から派生していること、例えば運動会や旅行の記憶はあるけれ…

無意識の構造 (中公新書 (481))

途中まで。フロイトよりユングが好き。 ・父親を殺して母親の愛を勝ち取ろうとするエディプスコンプレックス。 ・母親を殺して父親の愛を勝ち取ろうとするエレクトラコンプレックス。 ・兄弟に競争心をいだくカインコンプレックス。 ・親切にされたい、救っ…

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

読み物としておもしろい。メモ ・もし生命を「自己複製するもの」と定義するなら、ウィルスはまぎれもない生命体。 ・オズワルド・エイブリー DNA=遺伝子だと世界ではじめて気づいた人物。 ・直感とかひらめきとかセレンディピティとかによってもたらされる…

街場のアメリカ論 NTT出版ライブラリーレゾナント017

カルチュラル・スタディーズ。こんな感じなら意味がある。 メモ ・私はあんたとは違うと 言える他者の存在がアイデンティティーをもたせる。 他者は鏡。他者はライバル。 ・ジャック・ラカン 原因とはうまくゆかないものにしかない ・マイクロスプリット 微…

第3の感性

第3の感性 ちょっと古いけど現代人の価値変遷動向が読める。わかったような気になれる。メモ ・衣食住 の次に遊、休、知、美 ・ネオフィリア 好奇心新しもの好き ネオホォビア 恐怖心、新しいものを恐れる ・ジョン・ネイスビッツ アルビン・トフラー ホーム…

人はなぜ話すのか―知能と記憶のメカニズム

翻訳がいまいち。事例物語が読みにくくて。この本で想起するのは、松岡正剛の編集工学。 ・要点よりももっと伝わる、共感してもらえる方法。それはエピソードを交えた話しかも。要点よりも伝わるのかも。 ・同じ話しをする爺さんよりも、適材適所に話しをす…

「脳」整理法 (ちくま新書)

偶有性 と 世界知と生活知 という切り口で。メモ ・偶有性 半ば偶然半ば必然に起こること ・ニュートン 私が遠くを見ることができたのは、巨人の肩に乗っていたからだ。 ・科学から得られる世界知と私たち生活知との溝が、〜すべし、という倫理感に根付くよ…