2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

化粧せずには生きられない人間の歴史 (講談社現代新書)

化粧は何のためにするのか人類学的に捉えるとおもしろい。 メモ ・抑圧のなかにあるキリスト神学と抑圧のなかで本源的蓄積を可能にしたマルクス資本主義は、同じ穴のむじな。 ・形而上学化した一神教、権力の発生、国家の形成、資本主義形成、科学の発達 こ…

科学は不確かだ!

リチャード・ファインマンのスピーチをおこしたもの。1章、2章はまずまず。3章は雑談っぽい。 メモ ・法則とは推測、未来への外挿にすぎない。 ・宗教の側面3つ 形而上学的側面 倫理的側面 霊感的側面 ・大問題、我々はこれをなすべきか?を分けると、こ…

対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5 (講談社選書メチエ)

人間の本質的な部分に何があって、どう変化してきたか、著者の言いたいことが明確な本。 メモ ・対称― 非対称 二項操作― 非二項操作 部分―全体 神話―科学 ・三次元―高次元 クラインの壷 ・「イグナシオ・マッテ・ブランコ 」分裂症研究で、対称の原理を理論…

感情の心理学―自分とひととの関係性を知る手がかり

心理学の限界を感じる。心をモデル化して語られても、それが是か非か判断できてない。 「誰々はこういった、誰々はこう考えた 」で終わる。 メモ ・理性と感情のバランスのある健康な発達を願う親より、知的発達のみに重点をおき、親の夢や希望の実現を願う…

楽しみの社会学

レジャーと仕事。レジャーは楽しく、仕事は辛い と思っている方にはお奨め。 メモ ・楽しさを満足する行動理論は、行動科学であろうと経済学であろうと、決して満たされない。しかし、遊びは動機づけ。対象がなんであろうと楽しさに変換できる潜在意識を開花…