環境

ほんとうの環境問題

エントロピー。エネルギーとは何者か。養老さんのところがおもしろかった。

生命世界の非対称性―自然はなぜアンバランスが好きか (中公新書)

世の中全て螺旋であること、非対称であること。これ、地球が回っているからに違いない。 なぜ人間は対称を美しいと感じるのか。単なる思い込みか。 ・アミノ酸には鏡像関係にあるものがある。それの味を比べると違いがある。これを発見したのがパストゥール…

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)

トンデモ本と言われている。科学者としては偏った言い方が多い。事実を語るのは難しい。・地球全体のものの価値をお金に換算するからわからなくなる。リサイクルしたら費用が減るべきと考えるのは間違いでしょ。もの循環とお金循環はべつもの。

動物の行動から何を学ぶか (1974年) (講談社現代新書)

何のため、誰のためという問いかけは、常に動物の世界を外から把握しようとするもの。ではデザイナーの何のため、誰のためと問いかけはユーザーの外から眺めているんだ。入り込む必要があるということ。メモ ・モーションに見える生理学実験 融合視とか臨海…

都市/建築フィールドワーク・メソッド (10+1 Series)

挿絵がいい。創造を掻き立てられる。メモ ・優れたフィールドワークには、優れた方法論、プロセスが隠されている。それを知りたい。 ・現地の経験に基づくデータの集積がフィールドワーク。調査項目、質問紙票による数量データはフィールドワークに縁遠い。…

手塚治虫傑作選「瀕死の地球を救え」 (祥伝社新書)

↓これが深い感じだ。白縫---埋め立てられそうな美しい海をめぐる兄弟の話。 小さい娘が実は昔助けたひな鳥だったという話。

現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書)

なんとも難しく書いてある。 「社会学入門」は面白かったのに。。。

生命(DNA)は宇宙を流れる (Natura‐eye science)

宇宙理論専門家にとってはいろいろツッコミどころがあるのだろうが、読み物としてはおもしろい。原子のスープ説やダーウィン理論などで頭が固くなってる人にお勧めしたい。仮説はいくら理論的であっても仮説である。真実は何ぞや。 メモ ・彗星は凍結乾燥し…

ネオフィリア―新しもの好きの生態学 (ちくま文庫)

「スーパー・ネイチャー」を書いた動物生態学者ワトソンがブルータス誌に連載した文章をまとめたもの。深くは突っ込んでいないので、読み物としてさらっと読めるが、内容は考えると深い。 メモ ・「ライオンとトラ」 ライオンは生まれつき怠け者。トラは新し…

地球生命圏―ガイアの科学

環境問題の入門書。 最終章9章エピローグが一番面白い。著者の思想がわかる。 メモ ・汚染というのは、よくいうモラル低下の産物ではない。生物の生命活動のなりゆきとして不可避なもの。うまい解決がない場合にのみ、汚染の批判が成り立つ。 ・「トリバス…

いちばん大事なこと―養老教授の環境論 (集英社新書)

解剖学者が環境を語った本。 ・「ああなれば、こうなる」は、形式化された脳の思考のこと。つまりはシミュレーション人間。コンピュータができてからは、これをコンピュータにやらせるようになったが、そこから発見されたのがカオスである。 ・経済は要する…