2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

脳と仮想

身近な話題や感覚を材料に、なるほどな、と思わせる文章。文学的。メモ ・日本人が蛍に託す仮想とアメリカ人がファイヤーフライに託す仮想は違う。どこかせつない蛍仮想は日本人だけに受け継がれる文化の仮想。 ・「プラトン」 書き言葉は話し言葉に劣る ・…

日本という方法―おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)

日本という方法 11章がおもしろい。編集の方法に興味がわいた。 メモ ・日本の自信、日本らしさはなんにもない。混沌がいいところ。 ・日本は方法の国である。そもそも科学頭ではないのかも。一を多に切り替える能力があるし。 ・静かな日本、賑やかな日本 …

百億の星と千億の生命

エッセイっぽい。全て全般的な話で、新しい発見は少ない。 有名な人らしいけど。 メモ ・カール・セーガン コスモス ミリオン 100万 ビリオン 10億 トリオン 1兆 ・宇宙は広いということ 人間が犯したものは人間が解決できるということ オゾン層破壊、地球が…

「学び」の構造

どんな子どもに育ってほしいか考えている親とか、中学高校で勉強する意味を考えている青年とか、社会人になって学ぶことを忘れてしまった人とか、科学信奉者とか、にお勧め。 メモ ・学べない人間の価値観 1*勉強作業として捉える作業的学習観 2*考えること…

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

21世紀のビジネスシナリオ 山口泰幸著 関連本・科学技術→文化技術という考え方 −商品の方向性− マスから個へ 単品開発から空間開発へ ★モノからコンセプトへ −仕事の方向性− 労働対価から自己実現へ 人間の機械化から自律協調へ ★産出行為から創造行為へ −…

[]思考の道具箱―数学的リアリティの五つのレベル

前章はおもしろい。でもその後の論理学、論理数学の章が長すぎる。 メモ ・対立するダイアド表 数と空間 離散と連続 いくつ?とどれくらい? デジタルとアナログ 左脳と右脳 区別と混合 多と一 ・「ニールス・ボーア」 相補性 点点型はなめらか型でもある相補…