2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

しぐさの人間学

しぐさって文化的背景が大きいのだろうけど、もっと突っ込んでいけば人間の本質的な部分が見えてくると思う。もう少し突っ込んでほしい。 それと文章的には簡単な漢字がひらがなで書かれていて少し読みにくい。自分も気を付けよう。 メモ ・「角の手」 初期…

意識とはなにか―「私」を生成する脳 (ちくま新書)

やさしい問題を難しい問題として捉えることで、やさしい問題がよりリアルに感じられる。 メモ ・「哲学的ゾンビ」 現代科学は人間をあたかも哲学的ゾンビであるかのように扱っている。客観性を根源とする限り、そう扱わざるを得ない。 ・心と脳、精神と物質…

社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書)

考えるときのスパンは大切だと思った。着眼大局、着手小局。Think Globally,Act Loacaly.メモ ・「フロイト」 超自我と名付けた良心 良心の声は両親の声 「マルクス」 自己とは他者である。 ・見田宗助 自我の起源―愛とエゴイズムの動物社会学 ・世間の荒波…

なぜITは社会を変えないのか

社会とテクノロジーとを融合する際の障害について示唆している。翻訳が悪いのか、内容は充実しているのだけど意味が伝わりにくい文章になってしまっている。 メモ・社会的、政治的、経済的システムはゆっくりと直線的に成長するが、テクノロジーは幾何学的に…

健康ブームを問う (岩波新書)

健康はブームなのではなくて、なぜ死ぬのか、アッ病気なんだとわかった時代があって、次になんとか生き延びようとした時代があって、次に病気にならないようにしようとする。つまりは人の価値観が変わってきたということ。 メモ ・命は三つのつながりで守ら…

バイオポリティクス―人体を管理するとはどういうことか (中公新書)

どこから生命なのか。受精卵とか体外受精とかES細胞とかの問題なのだろうか。地球も活きているという人もいるし、それは人間の自己満足に過ぎないのだろう。たとえそれが法律になったとしても。 メモ ・バイオエシックス=生命倫理 バイオポリティクス=生命…