2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

うずまきは語る―迷宮への求心性 (Fukutake Books)

渦巻きに関する事柄を離散的にまとめたもの。 離散的ではあるが、渦巻きという不思議性で一本につながるところが面白い。 メモ レオナルド・ダヴィンチの水流図解絵 ゴッホの糸杉と渦巻星雲の絵画 盆踊り 日本書紀の神々の神話 対極図 曼荼羅 箸墓古墳・三輪…

ナレッジサイエンス―知を再編する64のキーワード

知識、情報をうまく操ることを考える際に将来性のあるキーワードを一覧するための本。 これからの社会に知識をどう活かすかという視点で傍観できる。 深堀はない。それはそれでそういう本だからしょうがない。

7つの習慣-成功には原則があった!

成功の為のうわべだけの方法論ではなく、倫理観・精神論を構築する為に勉強になる本。 ・「パラダイム」 自分のパラダイムを現実にすりあわせ、他の人の意見やパラダイムに耳を傾けること。 ・人格主義は、人生を支配する原則が存在するという基本的概念。物…

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

5回泣きました。母に電話しました。

人を動かす 新装版

この本は章のタイトルがすべてかな。気持ち良く読むには事例が多すぎる。ちとクドイ。 =====人を動かす原理===== ・盗人にも五分の理を認める ・重要感を持たせる ・人の立場に身を置く =====人に好かれる法===== ・誠実な感心を寄せる ・笑顔を忘れない ・…

かたち誕生―図像のコスモロジー (万物照応劇場)

神戸芸術工科大学 教授の著。宗教的ではあるが興しろい。 ・「左回り」。左の渦巻、左回りは日本では非日常な場であった。大相撲で横綱や力士が土俵を左回りに足を運び、夏祭りの盆踊りは左回りの輪をつくる。しめなわは左巻きに編み左回りで神を招く。左回…

唯脳論 (ちくま学芸文庫)

感銘を受けた文章。 ・脳の未来像は2つある。1つは計算機との接続で、これは両者のインタフェースの性質に依存するところが多きく、計算機からの結果を脳へ接続する(臓器を人へ繋ぐ)のだからうまくなかなかうまくいかない。 第2の方向は、ヒトの脳その…

精神と物質―意識と科学的世界像をめぐる考察

シュレーディンガーの名著。 生命、意識について物理学の立場から一歩踏み込んだ形而上学的な思索をも書かれている。ずっと疑問に思っている思考がほぐされる感覚になる。何度も読んで損はない。 ・意識とは生命体の修練を監督する指導者のようなもの。 ・意…

自由は進化する

決定論、進化論、唯物論などを説きながら自由と責任について語った本。 自由と責任は進化の過程で作られた。 デネットの本は、回りくどい比喩的論述が多くて読みにくい。好きではない。