テクノロジー

街場のメディア論 (光文社新書)

読めばすっきりする。現代の閉塞感の根源の一旦がそこにあるように思う。 いづれ読まねばならぬ本、あるいは前未来形になれるように、あるいは,あーこの人はこういう人なんだということを他人に暗示できる装置として、書棚が大事だ。 というけれど、デジタル…

人はなぜ話すのか―知能と記憶のメカニズム

翻訳がいまいち。事例物語が読みにくくて。この本で想起するのは、松岡正剛の編集工学。 ・要点よりももっと伝わる、共感してもらえる方法。それはエピソードを交えた話しかも。要点よりも伝わるのかも。 ・同じ話しをする爺さんよりも、適材適所に話しをす…

アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

未来は知っているつもりになる人が増える。膨大な情報をひとかじりして知ってるつもりになる。言葉にたけた人はそれで食って行けるだろう。 でも、生み出す人間にならないと本当の社会貢献にはならない。生み出す手段はいろいろある。人の手を借りてもいい。…

なぜITは社会を変えないのか

社会とテクノロジーとを融合する際の障害について示唆している。翻訳が悪いのか、内容は充実しているのだけど意味が伝わりにくい文章になってしまっている。 メモ・社会的、政治的、経済的システムはゆっくりと直線的に成長するが、テクノロジーは幾何学的に…

エージェントテクノロジー最前線

5年前に出会っていたら★★★★★ 今だから★★ メモ ・エージェントの特性3つ 代行性 自発性 適応性 ・21世紀は、選択と集中の時代から協調と分散の時代になる。 ・長野郁次郎 知識創造の経営 知識変換スパイラル ・「ピアジェ」 シェーマの同化プロセス、シェー…

円相の芸術工学 (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ)

神戸芸術工科大学の講義内容をまとめたもの。 こういう講義は聴いていて楽しいだろう。 メモ ・ひまわりの花 オウム貝 カルマン渦 アルキメデス螺旋 黄金螺旋 放物螺旋 対物螺旋 サイクロイド カルジオイド アステロイド インボリュート ・知性はインテリジ…

新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く

ネットワーク→スケールフリー→べき法則→自然の法則と捉えた書。生物、ウイルス、Web、ビジネスなどの事例があり読みやすい。 メモ ・「オイラー」 グラフ理論 ノード頂点とリンク辺を構成要素とするネットワークを考える基礎。 ・数学とは作りだすものなのか…

地球システムとしてのマルチメディア

NTTアドバンステクノロジ取締役が書いたメディア(通信)について。もう少し。 メモ ・赤血球のライフスパンは120日、小腸粘膜が一番短く3日、最長は歯や骨で1年。 ・「ノマド」 遊牧民 食べ物を求めて流浪する民。定住しない = ユビキタス概念 ・人の価値観…

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化には直接関係ない感想だけれども。 人を惹きつけるって大事だと思った。 人を惹きつける人って、小さいころからリーダー的存在だったりする。 その特質は、生得的なものだと思う。そういう人が時流に嵌れば、新しいパラダイムを生み出す。 2つ目…