メディア

街場のメディア論 (光文社新書)

読めばすっきりする。現代の閉塞感の根源の一旦がそこにあるように思う。 いづれ読まねばならぬ本、あるいは前未来形になれるように、あるいは,あーこの人はこういう人なんだということを他人に暗示できる装置として、書棚が大事だ。 というけれど、デジタル…

マンガを解剖する (ちくま新書)

マンガは好きかぃ。私はそれほどでもない。でも☆5つだ。著者はダヴィンチ好きの養老さんのお弟子さん。恩師は三木成夫さん。メモ・マンガは、息をはく、はくのメディア。リラックスだなぁ。 ・東海大のスポーツ精神学の人も言ってたな。息をはく、息を吸う。…

サブカルチャー反戦論 (角川文庫)

あまっちょろい考えだとして非難することは容易いが、真剣に考える価値はある。この考えがサブカルチャーとは悲しい。 ・憲法の主権は国民一人一人にある。小泉や福田がアメリカを支持して戦争に加担すればその責任は私たちだ。もっと言えばイラク国民を間接…

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

Contents Future ヒントになることがあるな〜。対談形式な本はこうあるべきだ。メモ ・音楽でいえばサビだけ聴くというコンテンツの消費スタイルになりつつある。若い子はテレビを見ずにネットを見る。情報処理のスタイルがネット的になるということ。 ・違…

アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

未来は知っているつもりになる人が増える。膨大な情報をひとかじりして知ってるつもりになる。言葉にたけた人はそれで食って行けるだろう。 でも、生み出す人間にならないと本当の社会貢献にはならない。生み出す手段はいろいろある。人の手を借りてもいい。…

グッド・ルッキング―イメージング新世紀へ

私の頭が悪いせいなのか、何が言いたいのかわかりにくい。人文系だからか。出てくるキーワードは素晴らしい。 memo ・ビジュアルの軽視を敵にするための論法がずらり。世間はテキスト尊重でビジュアルを軽視してると。はたしてそうかな? ・1740年代 フラン…

「知」のソフトウェア (講談社現代新書)

立花隆流Lifehacks! メモ ・音情報の入力スピード 放送局のアナウンサーが平均300文字*分。視覚情報の入力スピード 遅い人で聞く速度の2倍、早い人で4倍。 ・アリストテレス 人は生まれながらに知ることを欲している。 ・知らない知識を得たいときは神保町へ…

知的生産の技術 (岩波新書)

60年代のLifehacks。アナログアイデアをデジタルアイデアに変換するとおもしろいかも。 メモ ・肉体的活動から知的活動へ もの産業から情報産業へ ・頭のなかで、そらで文章を組み立てると、言いたいことが的確になる。 ・発見の手帳を付ける。それもキー…

文化としての時間 (1983年)

「文化を超えて」の著者である文化人類学者。コミュニケーション、情報、文化が交錯していておもしろい。 メモ ・我々は時間の節約に熱心。時間は金、進歩。ヒポ族は時間は呼吸のようにリズミカルで自然のなかにある。 ・「ポリクロニックな時間」 一度に多…

メディア文化論―メディアを学ぶ人のための15話 (有斐閣アルマ)

・映画やテレビとして構成される場としてのメディア。 ・mediaはラテン語のmedium中間の意味から派生。 ・新聞による公衆の出現 ・IT倫理という考え方 生命倫理、政治倫理という考え方があるように。ライフログ、あっちの世界で生きるときの倫理。個人情報保…

知の編集術 (講談社現代新書)

自分の頭の中をさぐる。 メモ ・あれこれの情報が我々にとって必要な情報になることを、知という。情報を知に変換することを編集という。 ・編集は遊びから生まれる 編集は対話から生まれる 編集は不足から生まれる 編集は照合である 編集は連想である 編集…

メディア・セックス (集英社文庫)

サブリミナル効果について、事例がたくさん載ってる本。ヒトの視覚の未開の地って感じです。 サブリミナル よりはヒトの文化の形成ついて知りたくなった一冊。 メモ(メディア・レイプ) ・知覚の柔軟さは、仲間集団のなかで一辺化される。集団帰属意識、価…

メディアの法則

故マーシャル・マクルーハンの長男エリック・マクルーハンがマーシャルを引き継いで書上げた人工物の法則。 メモ ・反転 強化 衰退 回復 ・それは何を強化し、強調するのか それは何を廃れさせ、何に取って代わるのか それはかつて廃れてしまった何を回復す…

地球システムとしてのマルチメディア

NTTアドバンステクノロジ取締役が書いたメディア(通信)について。もう少し。 メモ ・赤血球のライフスパンは120日、小腸粘膜が一番短く3日、最長は歯や骨で1年。 ・「ノマド」 遊牧民 食べ物を求めて流浪する民。定住しない = ユビキタス概念 ・人の価値観…

マクルーハン理論―電子メディアの可能性 (平凡社ライブラリー)

情報メディア理論の大御所が語る電子メディアの可能性。 マクルーハンの語り口は端的ではない。ちょっと難解。 メモ ・聴覚的空間は360度の球形。視覚的空間は180度平面。 ・時間的な間を、視覚的な間であらわす。聴覚的間を視覚的間であらわす。口語を文章…

メディア・ビオトープ―メディアの生態系をデザインする

多様なメディアのあり方を隠喩的に示唆した本。 隠喩的に言うと 2人会話はキャッチボール。 マスメディアは打ち上げ花火。 メディアビオトープは若い女子達の会話の営み。 というところか。 本内の隠喩のわかりやすさに共感してしまった。 メモ ・矢印モデ…

ナレッジサイエンス―知を再編する64のキーワード

知識、情報をうまく操ることを考える際に将来性のあるキーワードを一覧するための本。 これからの社会に知識をどう活かすかという視点で傍観できる。 深堀はない。それはそれでそういう本だからしょうがない。

HAPPY NEWS

ヒトを幸せな気分にさせる新聞ネタを集めた本。 暗いニュースばかりがニュースではないのだ! 明るいニュースも知りたい今日この頃。 一部内容から 阪神タイガースの赤星選手は、自分が盗塁を1回決めるごとに1台の車椅子をプレゼントしているのだそう。2…