アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

未来は知っているつもりになる人が増える。膨大な情報をひとかじりして知ってるつもりになる。言葉にたけた人はそれで食って行けるだろう。
でも、生み出す人間にならないと本当の社会貢献にはならない。生み出す手段はいろいろある。人の手を借りてもいい。自分の力なんてたかが知れているんだから。

アンビエント 周囲を取り囲む
・ファインダビリティ 位置や進路を発見、識別しやすさの度合い
・見つけた者が持ち主、無くした者は泣きをみる ITの世界。
オリエンテーション=方位決定
 ナビゲーション=進路決定
・ウミガメは第6感で磁気地図を作り、ネズミは思考錯誤して認知地図を作り、クジラは音を頼り、サケは匂いを頼りに経路探索する。人間は?
・「Noosphereノウアスフィア」 テイヤール・ド・シャルダン 人間の思考の圏域 大気圏や生物圏に似た概念で、人間の思考やアイデアの広がり圏域。
・カルビン・ムーアズ 情報を持つことより持たないことを選択するユーザもいる情報は苦痛で面倒なもの、情報を利用するより何もしないほうが苦痛も面倒もない。
 この人が言っていることは間違っていないと思う、今日この頃。
・ジョージ・レイコフ言語学者 上下 前後 オンオフなどのメタファ概念  著書「レトリックと人生」
・ファーストフード的アプローチはグーグル検索。人間は最小労力でできる動作を採用する。図書館はもっとおいしいものがあるのに。
ユビキタス偏在する パーベイシブ浸透性の モバイル携帯性の エンベデッド埋め込み型の インビジブル不可視の アンビエント環境的な カーム静かな
・ティム・バーナーズ・リー セマンティックウェブ
・「タクソノミー」 我々はいつも気が付くと、何かを分類し、そのカテゴリが最適かについて議論したり、新しいカテゴリを定義したりして生きている。
・memex バネバー・ブッシュ ハイパーテキストによる足跡の共有1945年。
・「フォークソノミー」 フォーク=人々のタクソノミーという意味。社会学造語。