量子

生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波新書 青版)

ここまで客観的に分子生物学、物理学、熱力学、量子力学、遺伝学をつなぎあわされると、素人の読みものとして魅力薄。エピローグの決定論と意思の自由について は面白い。科学哲学だ。memo ・生きている生物体は、ものを食べたり飲んだり呼吸したりして物質…

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで

ビックバン・ブラックホールの理論からすべての起源を知るための本。 ・宇宙がビックバン、すなわち時間のはじまりを持たねばならないと一般相対性理論は予測しているのか・・・これに対してロジャーペンローズは答えた。一般相対性理論における光円錐のふる…

時間の矢、生命の矢

化学、物理学、量子力学、カオス理論、宇宙理論といったものから時間の不可逆性や生命とは何かを考察した本。 まとめメモ ・量子場の理論の大きな欠点の一つは、重力を扱えないこと。その場合に生じる無限大は、くりこみを使っても理論数学的に消すことがで…

自己組織化とは何か―生物の形やリズムが生まれる原理を探る (ブルーバックス)

生命がもつ美しい幾何学的模様に興味があって読んだ本。 まとめメモ ・自己組織化は、カオスとならび複雑系の二本柱のひとつ。 複雑系----ある系が複数の要素からなり、各要素がそれぞれのルールでふるまう、と同時に、互いに相互作用する。これらの要素の集…