臨床ユング心理学入門 (PHP新書)

早熟型のフロイト、晩成型のユング。やっぱりユングが好き。


・治療というのは相手のためということと自分のためとが相互作用する関係性の上に成立する
・大切なのは「生きたい方向」であって「正しい方向」ではない。その人にとって正しくても社会にとって正しくないものなど腐るほどある。正義を振りかざすのは良くない。
・臨床家とは昔、僧侶のことだった。そばびいて魂を渡す役目。
・キュア治療からケア看護へ。そしてコア核心へ。なかなかゴロがいい。
・18世紀メスメリズム メスメル。動物磁気という考え方で、生物の背後に磁気のよなものがあるんだと。催眠術のながれ。
フロイトの患者は神経症がおおく、ユングの患者は分裂症がおおかった。それが理論を二分した理由の一つ。
 早熟型のフロイト、晩成型のユング。やっぱりユングが好き。

ユングの心の構造の図。やっぱしっくり来る。無意識は深い海だ。丘は意識。意識のほうが狭い。感情ー思考、直観ー感覚、外向ー内向の軸もいい。
・そう!
 感情の判断基準は快不快である。自分にとって快であるか、不快であるか。これのみ。
・人が生産するのは、「消費者」としてある程度のアメニティと楽しみを得るため。「生産」に従事しているときに要求すると非効率だと言われる。
・日本の心理療法
 アメリカのカールロジャースの理論を基盤とする来談者中心療法。
 フロイトを源流とする精神分析
 パブロフやスキナーの学習理論に基づく行動療法。
 そして、箱庭療法。これはユング



★技術の役割は、人間が生命を保ち、能力を伸ばすための仕事の重荷を軽くすること。
★ヒューマンインタフェースの役割は、人間の能力を増幅させること。
★ヒューマンインタフェースの役割は、人間の能力を増幅させること。かつ仕事や生活の負担を軽減すること。
★質の時代の次は。
 地産地消。自分で作る時代。ソフトウェアもハードウェアも。