イメージの世界―未来のプロフィール

師の著書。生理人類学。

メモ
・智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。夏目そう石
・長生きするためのコツ
 低カロリーの食事習慣
 低い体温を保つ。魚は低い水温で育てると長生きする。
キリスト教の生死観 肉体と霊魂でなりたつ人間であること。ゆえに脳死は霊魂が離れた状態と受けとれ、死と成る。生命の誕生は胎児に脳波が現れたとき生と成る。
・形式、儀礼の浸透性 僧侶のお経の声、木魚の音、お香の匂い、喪服の色、式場を飾る品の色や形。
・体力 体力という言葉は明治中頃に定着。そのまえは霊力、身体力を合わせて力であった。
・一には言を少なくして内気を養う
 二には色慾を戒めて精気を養う
 三には滋味を薄くして血気を養う
 四には唾液を飲んで臓気を養う
 五には怒りをおさえて肝気を養う
 六には飲食を節して胃気を養う
 七には思慮を少なくして心気を養う
・エアロビク系長距離走で70%、アネロビク系短距離走で90%が遺伝的要因。
・「力」とは極めて日本的な言葉。体力、気力、学力、国力と氾濫し力の信奉がある。
 でもどこの文化圏でも動物でも力の重要性は認知されるはずで、それに対する言葉の在り方が違うだけ。