クレオール主義 (ちくま学芸文庫)


クレオール主義
斜め読み。言葉と文化圏。どの軸でグルーピングできるのか。

memo
・場所 トポスという用語の二つやの意味 トピック=修辞学的な形式 トポグラフィ=名前を持った空間の断片
・瞬間を保持しようとする人間行動 押し花、写真、記念碑、銅像
・人種、血で世界で世界を分ける身体主義。宗教で分ける宗教主義。言語で分けるクレオール主義。思考、頭の中で世界を分ける、という考え。
ヘテロ 異質な
・ブァナキュラー 土地にねざしたことば、なまり。
・テキスタイル・アートとリズム
ピジン語とは、共有する言語を持たない部族間で、相互コミュニケーションの必要になって編み出される簡略化された共通言語。
クレオール語とは、ピジン語がネイティブスピーカーを獲得した状態。
・文化的接触なしに発達したクレオール語を研究すると、人間の脳の言語獲得の初原理が解明できるかも。
クレオールとは、歴史的には外国人の両親から生まれた土地の人間を指すこともある。植民地、黒人、混血、アイデンティティー。