IT医療革命―病院ビッグバンによる医療地図激変のパラダイム・シフト

社会保障までもアメリカ化(自由競争化)していいのだろうか。自由経済の中で「機会の平等」が真理であれば、病の結果しかたなく受ける診療は「結果の平等」が求められているのでは。ほんとうにそれでいいのだろうか。


メモ
1973 全米病院協会 患者の権利章典を宣言
1985 医療事故防止策としてカンザス大学や民間病院チェーン経営株式会社にPACS導入
1990初 EU電子カルテなど欧州標準化委員会
1993 EUと日本がウルグアイ・ラウンドで医療、健康、福祉サービス業に関する自由化協定結ぶ
1996 EBM根拠のある治療 に関する論文
1997 アメリカ 21世紀アメリカ・マルチメディア産業大国構想 IT技術を背景にネット産業、医療、福祉の融合
1998 IDNクリニック、ホスピス、老人ホーム、在宅ケア、家庭医、専門医、市民団体、保険者を包括した医療連携組織発足
・「国民医療を取り巻く環境=五大潮流」医療を取り巻く環境変化 1人口の高齢化 2疾病構造の変化 3医学医術の進歩 4健康意識の高まり 5経済低成長と負担能力の低下