世界を図にしてみるとどう見えるか?


1)全てのものは階層化されていて、最小単位の構成要素で成り立っているという意識の人

2)全てのものには構造があり本質があり、大きな物語の中に自分がいるという意識を持っている人

3)全てのものは重なりあった表層であり、それをすべて把握すれば本質が見えるという人

4)全てのものは意味の重なり合いであり、あたかもそこに本質があるように見えるという人


今のところ自分の考えは2)。
でも意味論的なことを考えると4)が正しいような気もする。
そうした場合、人が作り出す概念が人自身をその枠に閉じ込めながらその枠の中で「これが本当だよ」と信じているのであって、概念を持ってしまった人だからそう見えているのかもしれない。
哲学とか言語学とか認知心理学とか、そのあたりの書を読めば様々なモデルがあるのだろうが、今のところはそう思っておく。2008.05.10