かかわり方のまなび方
かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から (ちくま文庫)
- 作者: 西村佳哲
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: 文庫
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これは面白かった。素晴らしい。と言うより自分とこの本との出会いのタイミングが良かったのかも。
企業内共創型のファシリテーションをする人は読んだほうがいい。
メンバーの創造性を引き出す、あるいは湧き出たせるファシリテーションが肝要であり、
小手先のメソッドやプロセスでリードすることを主体としてはいけない。
大きなイノベーションを期待するならば、自分ごととしてやりきる自分から湧き出るビジョンが必要です。
memo--------------
・子供たち一人一人の感じはクラスごとに違っていて、それは担任の先生が醸し出している感じ。
周囲への関心レベルが芳しくない先生のクラスは子供のエネルギーもそんな感じに。
好奇心や興味関心が強く応答しようとする先生のクラスの子供はそのように。
・同じことを同じようになっても、やる人が違えば結局、別のものになる
宮田誠
僕は一人の前でも百人の前でも同じように話せる人間でありたい。
自己一致を損なわずに存在する事。
・ワークショップとは。
その場に居合わせる人がすべて能動的な自己変革者になるような場
・互いの存在を生かして本人が本人のことを取り組む、試みと創造の場
・聞いたことは忘れる。見たものは憶える。体験したことは理解する。発見したことは活用できる。
・パーソンセンタードアプローチ
カール.ロジャース
悩ましさや難しさを抱えてやってくる患者に、自身を中心に据えた関わり方の必要性を主張
「共感」、「無条件の行程的尊重」、「自己一致」の3つが治療に必要と説いた。