自分をいかして生きる (ちくま文庫)作者: 西村佳哲出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/06/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 44回この商品を含むブログ (14件) を見る

良い本です。2度読みました。

イノベーション。 やり方が違うから結果が違う。 そうだよね。違う結果を求めるのだから違うやり方を考えるべきだ。
・プレゼントの語源はラテン語esse。to be.つまりプレゼントは「生きて、いる」ことであり存在そのものが贈与である、ということ。
・仕事観。 何がしたいということよりも、それを通じてどんな自分でいたいとか、どう在りたいかといったことのほうが本人の願いの中心かもしれん。
・自分をいかして生きる 仕事の内容はあらかじめ決まっていても、それを「どうやるか」は自分で考えるきとができる、やることができる。 バスの運転手であれば、さすがにバスの路線はかえられないにしても、どんな運転して客とどんなやり取りを交わすかは彼の手元にある。
・くるみの木の話。なんか涙でる。
・仕事は「つくる」ものとも言い難く、「心に浮かぶもの」「出会うもの」「なる」もの。
イームズのデザインダイアグラム。 社会とクライアントとデザイン事務所の関心事は同じレイヤーにある。そういう考え方、仕事観は大切。
・力を発揮することや認められることの喜び、あるいはその仕事にたいする愛を使って、利用されているだけではないか?
・欲求と欲望 生理的で本能的な求めを欲求という。 他者が持っているから欲しいという類いのものを欲望という。
・新しい価値の創造。 社会に必要とされる。 これらは自分視点。 自分は新しい価値の創造をする 自分は社会に必要とされる人間になる 社会をどういうふうにしたいのか、ビジョン?
・「○○したいけど、難しい」これは難しいに力が入っている。 「難しいけど、○○したい」これはしたいに力が入っている。 「したい」にエネルギーを置く人は必要なサポートを自然と得るもの。
・やらされている労働はしたくないし、してほしくもない。どんな難しさがあろうと、ひとりひとりが自分を突き動かしている力、この世界に生まれてきた力を働きに変えて、社会が豊かさを得る。 自分をいかして生きる